SilverHyper’s blog

下らないブログ

X-E3レビュー(その5)

今回は前回の操作性の続きになります。

前回はダイヤル関連の操作に関してでしたが、今回はボタン類とソフトウェア的な操作・・つまりメニューからの 設定について。

とその前に、前回同様今回も撮影した画像に関するレビューではないので賑やかしに写真を。 動物園で撮影した動物達。

一枚目の写真。

ウロウロしている虎。 f:id:SilverHyper:20180812083117j:plain

EXIF情報は後日記載)

次の写真。 ウロウロしているシロクマ。 f:id:SilverHyper:20180812083151j:plain

EXIF情報は後日記載)

Fnボタンカスタマイズ

どのカメラでもおおよそ用意されているボタンのカスタマイズ機能。
X-E3ももちろん用意されています。

ファンクション登録を明示的に表示しているボタンはシャッターボタンの脇にあるFnボタンだけで、後は既存機能が 割り当てられているボタンに対して機能の入れ替えができるようになっています。

あと前回書いたのですが、ボタンではなくタッチパネルでFn登録をすることができます。
上下左右にフリックする操作に対して機能の割当ができるんですが、前回書いたようにフリックの反応がイマイチ悪く 使い勝手が悪いので私はフリックFnに対し未設定(なし)にしています。

  • Fnボタン→被写界深度確認
    私の場合、Fnボタンには被写界深度確認を設定しています。
    以前デジタル一眼レフを使っていた頃、ファインダーには絞り開放でレンズを通した像が表示されるので絞り込んだ際の見え方を確認するのに必ず設定していたことからミラーレス一眼でもその名残で設定しています。
    ただ、ミラーレス一眼になるとシャッターボタン半押しでそれらの効果もEVFに反映されるようになるので使用頻度は下がりました。

    ただ、ミラーレス一眼の場合撮像素子の保護のためなのかどうか明確な理由はわかりませんが、レンズによっては 通常の表示がかなり絞り込まれて表示される(以前E-P5でも記事にしたことがあります)ので、明るいレンズを使う場合背景のボケ具合を確認するのに使うこともあります。(まぁこれもシャッターボタン半押しで確認できるから構わないんですけどね)

  • AE-L→そのまま
    AEロック用のボタンです。X-E2ではリア側のグリップに配置されてましたが、X-E3ではリアコマンドダイヤルの脇に配置が変わりました。
    私の場合、時々AE-Lを使うこともあるのでそのままにしています。

    時々しか使わないということもあってか、特段操作しづらいといったこともありません。 難があるとすれば、ホールド性のところで書いたようにサムレストをつけると押しづらいといったところです。(サムレストは押しづらくても自己責任で使ってます)

  • AF-L→AF-On
    リア側のグリップ部分に配置されているAF-Lボタン。
    こちらはX-E2と配置は変わらずですが、私の場合AF-Onの機能を割り当てています。いわゆる親指AFと呼ばれるものでシャッターとAFを分離することができるようになります。

    この親指AF、X-E2には無かった機能ですがようやく搭載。
    一般的にはAF-Cと連写機能を使って動く被写体を撮る際に有効で、AF-ONボタン押しっぱなしでシャッター押下後もフォーカスが継続して動いてくれるので便利だったりします。

    ただ、AF-Lボタンの位置がイマイチで、キヤノンデジタル一眼レフの様にAF-ONボタンが親指のかかるところのすぐ近くに 配置されていればより撮影に集中できるのですが、X-E3ではちょうどいい位置にボタンが無い。

    仕方なくAF-Lボタンに割り当てているものの、理想を言えばリアコマンドダイヤルの少し下ぐらいにボタンがあればベストといったところです。
    後継機はこのAF-ONを利用する人を考慮したボタン配置にしてもらえるとありがたいですね。

  • リアコマンドダイヤル→そのまま(拡大表示)
    ちなみに、リアコマンドダイヤル押下もFnカスタマイズの1つとして機能設定することができるんですが、前回書いた通りで機械的な部分に不安の残る箇所、且つ誤ってダイヤルを回してしまう誤操作の可能性も考えると頻繁に利用する機能(例えばAF-ONとか)を割り当てて誤操作でストレス溜めたり、負荷をかけて故障する可能性があることから、私はデフォルトの拡大表示のままにしています。

    と・・・これを書いていて思いついたんですが、Fnボタンとリアコマンドダイヤル押下の機能を入れ替えて、Fnボタンで拡大表示にすれば使いやすいかも。私の場合、被写界深度確認の使用回数は減少傾向だし、入れ替えたほうが便利かも。

Qボタン

オリンパスであれば、OKボタン押下後のスーパーコンパネのように、富士フイルムではQボタン(クイックメニューボタン)押下で主要な設定を変更できる画面が用意されています。
16種類の機能を割り当てられていて、自由に変更することが可能。

あっ、変な仕様(?)について1つ書いておきたいと思います。

先日AE-Lを押下して露出をロックした後に何かの設定を変更しようとしてQボタンを押下したもののQメニューが表示されませんでした。
壊れたかな?と思って色々操作していると、どうやらこれAEロックが設定されている最中はQボタンが効かないみたいです。

今の所仕様なのかバグなのかちょっとわからない状態。

さてカスタマイズについてですが、初期状態で以下の機能が設定されてます。

  1. カスタム選択
  2. 感度
  3. ダイナミックレンジ
  4. ホワイトバランス
  5. ノイズリダクション
  6. 画面サイズ
  7. 画質モード
  8. フィルムシミュレーション
  9. ハイライトトーン
  10. シャドートーン
  11. カラー
  12. シャープネス
  13. セルフタイマー
  14. AFモード
  15. フラッシュ機能設定
  16. EVF/LCD明るさ

よく変更しそうな機能が揃っていて、ほとんどカスタマイズすることなく利用することができますが私の場合、

カスタム選択→タッチパネルモード
セルフタイマー→AF-Cカスタム設定
フラッシュ機能設定→測光

の3箇所だけ変更してそれ以外はデフォルトのまま使用しています。

これで主要な機能はQメニューから選択できるのですが、ちょっと残念なところも・・・。

例えば、Qメニューからホワイトバランスの変更はできるんですが、そのホワイトバランスで色温度を設定した場合にその色温度を変更することがQメニューからできない。
(おまけに色温度表示の場合、大きくKとだけ表示されて色温度もわからない)

何故できないかというと、このQメニューはリアコマンドダイヤルで設定値をダイレクトに変更する仕組みを取っていて、OKボタン押下で設定を確定したり別ウィンドウを表示したりしないため1つの機能で設定値に対して更に値を設定するような階層的な機能設定に対しては対応ができないんですね。

まぁそれならホワイトバランスで色温度が設定された時のみ設定変更できる要素をQメニューに登録できる機能として用意するとか、リアコマンドダイヤル押下でその機能の設定メニューを開くとかの対応ができるとか、やりようはあると思うんですけどね・・やってない。

リアコマンドダイヤルでダイレクトに値を変更できるのは、設定をすばやく変更できて便利なんですけど階層的な設定の場合、使い勝手が悪くなってしまう。この辺はQメニューの操作性の課題かな。

じゃあこのホワイトバランスを色温度にした場合、いちいちメニューで変更してるのか?というと、メニューで変更してるんですが、それは次に書くマイメニューにホワイトバランスのショートカットを登録することで対応してます。

マイメニュー設定

マイメニュー設定は、通常のメニュー画面から選択可能な撮影機能をマイメニューにショートカット登録して表示することができるもので、よく使う機能で且つQメニューやFnボタンに割り当てることができないものはマイメニュー登録することでメニューからいちいち探すことなく目的の機能をすばやく設定することができます。

上に書いたホワイトバランスの色温度設定、これはマイメニューにホワイトバランス設定のショートカットを登録することで対応しています。

ただ、最近は色温度やプリセットホワイトバランスやオートホワイトバランスの使用頻度は低くなり、グレーカードを使ってホワイトバランスを取るようにしてるので、そのグレーカードでカスタムホワイトバランス設定する時やホワイトバランスシフトの設定の時にマイメニューから呼び出すことが多くなりました。

あと、マイメニュー設定の問題ではないですが、気に入らないのは消費電力設定にあるパフォーマンス設定のショートカットが登録できないこと。

これをハイパフォーマンスに切り替えると消費電力が大きくなりバッテリの持ちが悪くなるものの、AFの高速化やEVFの表示を高速精細化できるんですが、状況に応じて切り替えたいと思ってもメニューから階層を掘って設定しなければならない。

バッテリの持ちを考えて普段はスタンダード設定にしておいて、必要なときだけハイパフォーマンスに切り替えたいんだけど、その切替のためにメニューを掘って設定しなければならないというのは、面倒くさいんですよ。

ダメでしょ、これは。
やるならすべてのショートカットを登録できるようにしておかないと。

ちなみに、マイメニューを登録するとメニューにマイメニュータブが表示されるようになり、メニューボタン押下後は必ずマイメニュータブを初期表示するようになります。(これはある意味便利)

カスタム設定

もう1つ、便利だけど注意が必要な機能について。
カスタム設定というのは、主要な機能の設定値の一式をカスタム設定として最大7つまで登録でき、必要な時に登録したカスタム設定を選択することでその設定を呼び出すことができるというもの。

しかし、この機能。
富士フイルムのカメラを使った方なら色々いじっていた時に1度はやらかしたことがあるんじゃないかと思うんですが、このカスタム選択をすると、変更するか否かの確認も無しにいきなり変わってしまうので、何かの操作ミスで設定が変わっちゃうなんてことがあるんですよ。

せめて「変更しますか?」ぐらいの確認は入れて欲しいところ。

なので、X-E3だけではなく富士フイルム機全般で、買って設定が一通り終わった(自分が普段よく使う設定が決まった)後に、カスタム設定として登録しておくことをオススメします。

メニューでカスタム選択表示の際にキャンセルするつもりで左に戻ったら変更されてしまった場合、よく使う自分のデフォルトを登録しておけば登録内容に戻すことができます。

特にこのカスタム設定はわかりにくいんですよね。メニューからのカスタム設定選択はBASEとなる設定を選択する機能で、Qメニューでは登録されたカスタム設定を選択することは可能ですが、BASEとするカスタム設定を選択することはできません。

Qメニュー上では、カスタム登録されたものにはC1~C7で表示され、メニューから選択した現在のカスタム設定はBASE C1~BASE C7表示されます。(選択してないときはBASEとだけ表示される)

わかりにくいよ!

私の場合、普段ファインダー撮影がメインなので液晶画面はINFO画面を表示してるんですが、このINFO画面の情報に現在のBASE設定を表記して欲しいんですよね。QメニューのデフォルトならQボタン押下でBASE設定が何かわかるんですが、カスタマイズするとわかりにくくなってしまうんで・・・。

それとQメニューのカスタム選択に相当する機能って、メニューには無いんですよね。(BASEのカスタム選択はできる)
これもメニューに作って欲しいところです。

さて、操作性に関しては一旦区切って、次回からは機能性について書いていきたいと思います。
今回はこのへんで。

X-E3レビュー(その4)

さて、間に別の話題「ZX-300」と「MQAーCD」の話が入りましたが、X-E3のレビューを続けていきたいと思います。
(検索結果に表示されないことがあったんで、もしかしてSONYの仕業か?なんて書いていたのですが、先ほど検索したらまた表示されていた・・自分の早とちりを恥じながらそれらの文言は削除しました)

今回は操作性について書いていこうと思います。

前回、機能にも関連するため機能性と絡めて書くか操作だけを切り出すか検討中としていましたが・・検討した結果、まず全般部分の操作について書いていき、機能に関わる部分は機能と操作を合わせて書いていこうと思います。

今回も写真は無いので、先日撮影した写真から二枚ほど。
どちらも花菖蒲です。

f:id:SilverHyper:20180728111442j:plain

X-E3、XF55-200mm、絞り優先、F4.4 - 1/2000秒 - 128mm、-0.3EV、ISO400、カスタムホワイトバランス(近くにあった白壁)、彩度 -1、ハイライトT -2、シャドーT -2、Provia、DR AUTO

まず一枚目の写真、カメラの設定をDR AUTO、ISO AUTOにしたためISO400がなっているのですが、ISO400の割に背景の緑がノイズで結構ざらついた感じになっています。
ノイズリダクションを-2設定していることもあり、ノイズ感が出やすくなるもののちょっと目立つかな。

次の写真。

f:id:SilverHyper:20180728112854j:plain

X-E3、XF55-200mm、絞り優先、F4.7 - 1/1100秒 - 172.4mm、0.0EV、ISO200、カスタムホワイトバランス(近くにあった白壁)、彩度 -1、ハイライトT -2、シャドーT -2、Provia、DR AUTO

設定は特に変えてなく、日向で明るいせいかノイズ感もなく良好です。
ただ、こうやってみるとシャープネスを0設定にしているのにカリカリしていてちょっとした違和感を感じます。

おそらく普通に写真を撮る人から見て、上手下手は別にして色合いとして十分綺麗だと思います。

それでは、レビューの開始。

フォーカスレバー

X-E3では操作に関して大きく2つ変わっています。

その1つは、十字ボタンを廃止しフォーカスレバーが装備されたこと。

それまでフォーカスポイントの移動は十字ボタンでおこなっていましたが、それから比べれば格段にやりやすくなっています。
ただ、このフォーカスレバーはススーッとなめらかに動くわけではなく上下左右に倒す際にクリック感があるためカクカクと動くんですよね。

メニュー表示させて設定項目を選択する場合はクリック感のある方がやりやすいものの、フォーカスポイントを素早く動かしたい時にこのカクカク感があると慣れるまではストレスになります。

微妙なんですね。
反応が悪いという程ではないものの、モッサリしている。
僅かに引っかかるような感触。

また、仮にクリック感なく滑らかに動くように修正されると今度はメニュー表示の際に動きすぎて設定したい項目に定まらないなんてことにもなりかねないので、後継機はその辺のベストバランスを詰めてからリリースして欲しいところです。

それからフォーカスレバーは、押し込むことでボタンとしての役割も持っています。
フォーカスポイントが端にある時に押し込むことで素早く真ん中に移動させたり、押し込むことでメニューの設定項目を選択することができ便利です。

ただ、レバーを押し込むといった機械的な仕組みに対し部品の耐久性が低くて故障したりしないだろうか?
こんな不安がつきまとうのも事実。

特に富士フイルム初期不良が多いことをネットの情報で目にするため、品質に不安を覚えます。ということで、個人的にはフォーカスレバーの押し込みは極力使わず(使うのはフォーカスポイントの中央戻しぐらい)項目選択にはOKボタンを使うようにしています。

タッチ操作

もう1つの大きな変更は、液晶画面でタッチ操作が実装されたことです。

実装されたタッチ操作は以下の通り。

  • フリック操作
    Fnカスタマイズの1つとして、画面のフリック操作で機能の呼び出しができるようになっていますが、反応が悪く思ったように機能呼び出しができないのと、意図せずフリック操作として認識されてしまうことがあるため正直使い勝手がよいとは言えません。

  • フォーカスポイントの移動
    EVFで確認しつつフォーカスポイントの移動がタッチ操作で出来ますが少しもっさりしています。フォーカスポイントが91点でもっさりしてるので、325点ならもう少しなめらかに動くかと思いきやもっともっさり!速く指を動かすとフォーカスポイントが飛び飛びで移動する状態だったためこちらも実運用に耐えられるレベルではなく、素直にフォーカスレバーを使ったほうが良いと思います。

  • タッチシャッター
    名前のごとくタッチでシャッターを切ることができる機能なんですが、設定によってはつかえなくなるのでそこの注意を。 操作ボタン設定でFnカスタマイズとしてAFロック等にAF-ON設定をし、半押しAFをオフに設定しているとタッチでシャッターは切れますがAFが効きません。タッチでAFしてシャッターを切るには半押しAFをオンにする必要があります。(次回書きますが、親指AFを使うから半押しAFをオフにするとあれ?タッチシャッターが効かない、なんてことになるので要注意です)

    素早く動く被写体は難しいですが、ゆっくり動く被写体程度なら撮影できるかと思います。(当然ですが、被写体をLCD表示させた場合にのみ、タッチシャッター等のタッチパネルモードを設定することができるようになります)

    ただ、せっかくのタッチシャッターでも前回のレビューで記載しましたが液晶がチルトしないのであまり役に立たないんですよね。富士フイルムは、タッチシャッターを切るケースはどういった場面が多いのかを考えてこの機能を搭載したのか甚だ疑問です。

  • スワイプ/ピンチイン/ピンチアウト/ダブルタップ/ドラッグ
    撮影した画像を再生する際にもタッチ操作で再生画像を操作することができます。この辺はスマホに慣れている人であれば特に問題はないと思います。特にもっさり感もありません。

ということで、タッチパネルに関してはまだまだブラッシュアップする必要があるように思えます。更に今後はタッチ操作でステータス画面の各項目を操作できるようになると便利!というか他社は既にできるようになっているのだから、後継機では導入して然るべきかと思います。(もちろん、Qメニューがあるから要らないという人もいるでしょうが、液晶にステータス画面を表示させている人の場合はQボタン以外にもタッチ操作で変更がしっくりくると思うんですよね)

コマンドダイヤル

X-E2がコマンドダイヤル1つだったのに対し、X-E3ではコマンドダイヤルが2つになりました。他社のカメラと同様にフロントとリアの2つ。且つ富士フイルムのコマンドダイヤルはジョグダイヤルのように回転と押下が行えるようになっているので、回転操作以外に押下による処理ができるようになっています。

  • フロントダイヤル
    フロントダイヤルはオーソドックスに絞り値の変更に使用することができます(これでレンズ側の絞りリングを使わずとも右手で絞りの操作が可能に・・)、更にフロントダイヤル押下で変更する設定値を絞り→露出補正→ISO感度と切り替えることもできます。

    まぁ便利と言えば便利なんですが、富士フイルムの場合独立した露出補正ダイヤル、レンズの絞りリングが用意されているのと、私の場合ほぼAモードで撮影していることからフロントダイヤルを使うことは殆どありません。(MモードならISO感度調整に使えそうだけど)

    他のカメラの操作になれているから富士フイルムのカメラでもその体系を崩したくないといった人にはありがたいかもしれません。

  • リアダイヤル
    リアダイヤルは、フロントダイヤルとは対称にシャッタースピードの変更に使用することができる他、Qメニューの値変更に使用します。そして押下処理は、ピントの拡大表示に使うことができます。

    このピントの拡大というのが曲者で、AF+MF設定時に押下拡大するともう1度押下するまで拡大されたまま!
    これではMFで折角合わせても戻すために押下した際にピントがずれてしまう可能性があるので、これは押下で戻すか一定時間経過してから戻るような設定があって欲しいところです。

露出補正ダイヤル

露出補正ダイヤルも少し変更がありました。
X-E2よりわずかに軽くなったため調整がやりやすくなりました。

そして、パラメータにC(カスタム)という表示が用意されています。露出補正ダイヤルをCに設定することで、フロントコマンドダイヤルで露出補正ができるようになります。

このCですが、個人的には他のカメラでの露出補正はリアダイヤルを使用しているので、フロントダイヤルで変更するというのがちょっとやりにくく、私は使用していません。

といったところで、操作性に関しては今回を前半として、次の後半でも操作性について書きたいと思います。

ZX-300とMQA-CD

X-E3のレビューをしていたのに何故突然ZX-300とMQA-CDの話を書くかというと、先日PCのHDDがクラッシュしてしまい、書いてローカルに保存していた記事がアクセスできない状態になってしまったからです(汗)

来月ぐらいにHDDを新しくしようと計画していた矢先のことで・・バックアップもとっていませんでした。といっても、写真データとかは別ディスクで保存/バックアップしてるので、壊れたのはメインで起動するOSのパーティションなんですけどね。

ということで、データサルベージはできていますが、書く気が削がれてしまったので、とりあえずお茶濁しということで、ZX-300の記事を書きます。

MQA-CD

ZX-300を使っている方ならきっとご存知と思いますが、MQA-CDとは普通のCDフォーマットでありながら、特殊な記録の仕方をすることでMQAという形式に対応している環境であればハイレゾとして再生することができるフォーマットです。
(対応していない環境は、通常のCDとして再生)

MQAの説明に関しては詳しいサイトに任せるとして、要は普通のCDでハイレゾ再生ができるという夢の・・・というかちょっと眉唾な代物だったりします。

このMQA-CD、実はWAVやFLAC、アップルロスレスなどの無圧縮や可逆圧縮のフォーマットでリッピングし、対応機器で再生すればあら不思議MQAとして再生することができます。

そう思ってました。

各サイトの記述を見る限りは・・。

下は各サイトの1つ、ユニバーサルミュージックのサイト

www.universal-music.co.jp

再生できない

このブログでもレビューを記載しましたが、私はDSDネイティブ再生に踊らされてZX-300を買いました。

MQA-CDのサイトには、MQAフォーマットに対応するデジタルオーディオプレイヤーとしてZX-300の名前が挙がっています。

これならflacリッピングしてZX-300に転送すれば、ハイレゾ再生できる。
そう思い込んでいたのです。

パッケージにはDSDマスターをPCM176.4KHz/24bit変換して収録してあると記載されています。(実はこのパッケージ表記は違っていて、収録の段階で音質面でアドバンテージが見られた352.8 kHz/24bitで収録されています)

意気揚々とリッピングしZX-300に転送し再生してみました。

「おぉ、これがMQAの音か!」なんて感動するわけではなく、「なんだか普通だな・・」といった感想でした。

しかもハイレゾ再生であるにもかかわらず、ハイレゾ再生を意味するHR表記がない。

単にリッピングして転送すれば、聴けるわけではないのか・・?
折角買ったのに・・・と暗澹たる思いでネットの情報を探しますが、5chにZX-300で聴けないといった書き込みが。

ちなみにZX-300はMQA対応はしています。
これはMQAのサンプルサイトからダウンロードしたファイルは、ちゃんとHR表記で再生できるからです。

SONYに質問

5chや他サイトで情報を探すのではなく、もうSONYに直接聞いてみた方が早いので聞いてみました。

数日後の回答では、MusicCenter for PCではMQAリッピングには対応していません、なんて的外れな回答が返ってきました。

いやいや、こちらはfoobar2000やMediaMonkey、MusicCenter、iTunesなど色々試してみたけどできなかったって、書いたじゃん!

なんでそれを無視して回答するかな・・。

しかも日本の人ではなくお隣の国の人かな?と思われる名前の方から回答が。
時間帯は夜中の12時を回っている状態でメール回答。(僕は知っている。そんなケースを知っている。paypalamazonがそんなサポートだ。的が外れている回答をするんだ彼らは・・。この場合はどう説明しても理解してもらえないことが多い)

それと、SONYさん夜中に人を働かせるのはダメなんじゃないかな~。
働き方改革が世の中叫ばれているのに、たとえ交代制であっても外国籍の人であっても夜はサポートデスクの対応を終了すべきだと思うな。

と、話が脱線しましたが、要するにSONYは的外れでまともに回答できそうにないだろうと判断。

MQA-CDの販売元、ユニバーサルミュージックへ問い合わせることに。

ユニバーサルミュージックへ質問

同様にユニバーサルミュージックへ問い合わせをしたところ、リッピングの方法について回答をいただきました。(SONYと違って、ちゃんとした対応)

グダグダと長くなってしまいましたが、それでは設定方法を説明します。
簡単に言えば、リッピングしたファイルに対してメタデータを追加するだけ。

  1. foobar2000やMediaMokey等でWAVやFLACリッピングし、おそらくやらなくてもよいと思うけどファイルは.mqa.wavや.mqa.flacに変更。

  2. foobar2000メタデータ設定

    1. 設定するファイルを全選択し、メニューからLibrary - Configureを選択。
    2. PrefarenceAdvanced を選択。
    3. Display - Properties dialog - Standard fields の末尾に以下を追加(セパレータは ; )し、設定。
      ※置き換えではなく末尾に追加な点に注意してください。 <ORIGINALSAMPLERATE>=%ORIGINALSAMPLERATE%;<ENCODER>=%ENCODER% これでメタデータとして、ORIGINALSAMPLERATEENCODER を設定することで再生側でMQAであることを判断することができるようになります。
    4. 同様に設定するファイルを全選択し、右クリックで Properties を開く
    5. Name の空白で右クリック、Add new Field を開く
    6. Field NameORIGINALSAMPLERATE を設定
    7. Single Value のタブを選択し、352800 を設定(購入したMQA-CDがどのサンプルレートでエンコードしたのか確認の上設定する)
    8. 同様に Add new FieldField NameENCODER を設定し、Single ValueMQAEncoder を設定

これで、MQA対応のファイルとなります。

ZX-300で再生できないと嘆かれている諸氏は、お試しあれ。
(というか、ユニバーサルミュージックもなんでこれをネットに公開しないのかな・・)

X-E3レビュー(その3)

ここ最近はX-E3を使って色々と撮影しているのですが、ここが良くなれば・・と感じる箇所が多々出てきています。

今回の内容は特に写真が無いので、賑やかしに下の写真を。
晴れた日、日陰に咲く紫陽花を撮影したものですが、この写真は画質に違和感を感じるキッカケとなった写真でもあります。
(画質のレビューは、操作性や機能性の後、最後の方になる予定です)

f:id:SilverHyper:20180703000210j:plain

X-E3、XF60mm Macro 、絞り優先、F4 - 1/120秒、+0.7EV、ISO800、AWB、彩度 -1、ハイライトT -2、シャドーT -2、Provia、DR400%

さて、今回は液晶とEVFについて。

液晶・EVF

  • 明るさ
    購入してからテスト撮影をしてPCに取り込んでみると何故か少し暗めに撮れている状態で違和感を感じていました。

    EVFのデフォルト設定はAUTO(液晶にAUTOはなく、デフォルトは0設定)。これは周りの明るさに応じて明るくなるため暗がりで撮影する場合ならこの設定でもいいのですが、屋内でも屋外でも普通に明るいところで撮影する場合は明るさが変動してしまい撮りにくくなるため0設定にしていました、しかし上記の様に取り込んだ写真は少し暗い状態に。

    理由はこの0設定が少し明るいということでした。

    普段趣味で写真を撮っている人であれば、明るく写ればアンダー側に露出補正するし暗く写ればオーバー側に露出補正して見た感じに合わせようとするものですが、これはEVFや液晶に表示された写真の明るさを見て判断することが多いと思うんです。
    私も例外ではなく、撮影後の確認表示や再生で確認した際に明るめに写っているのでアンダー補正していたワケです。

    おそらくどこのメーカーでもこういった明るさの相違は発生するので調整機能を使って自分に合った明るさに設定するのが一般的なんですが、どうも納得いかないんですよね・・。
    明るさ設定の調整ってそんなに難しいことなんだろうか?

    ミラーレスカメラのメリットの1つはEVFや液晶で撮れる画像を確認しながら露出調整や色合いの調整ができることだと思うので、ここの明るさ設定は可能な限り精度を高くして欲しい。そう思うのです。

    ヒストグラムでチェックできるという人もいるでしょうけどドアンダー/ドオーバーはEVF表示で十分わかるし、±1/3EV~±2/3EV程度だとヒストグラムでは適正露出の範囲内であることが多いので細かい調整としてはそれほど役に立つとは思えないんですよね。

    ということで、液晶/EVF共に屋内は -2設定、屋外は -1設定。(屋内ではこれでも少し明るく見えるので慣れるまでは露出補正をしないケースとしたケースをそれぞれ撮影しておくとよいと思います)

  • 鮮やかさ
    そして、明るさより問題なのは彩度(鮮やかさ)です。
    これは撮影していてすぐに気づくんですが、デフォルト設定では妙に彩度が高い(笑)

    私の場合、色々と試してみた結果 -4設定に落ち着きました。

    ところで、富士フイルムの開発陣はこの鮮やかさに対して実地テストやレビューを行ってるんでしょうかね?(まぁもちろん行ってるんでしょうけど、試したと思えないぐらいに彩度が高いんですよね)
    彩度に関しては画質のレビューのところでも書く予定なんですが、普通に撮影していて見た目より妙に彩度が高い状態で表示されるのは撮影者にとってマイナス要素にしかならないと思うんですけど・・・何を考えているんでしょう?

  • 見やすさ
    液晶の見やすさに関しては他のメーカーと同様で、高精細で屋外でも影を作れば見やすくなりますし、露出の確認なら調整した上でEVFで確認すれば問題はありません。また、EVF有機ELを使用していることもあり、(見る人の感覚に依存はしますが)私は明るさや綺麗さでは液晶のそれより良く感じています。

    ただ、EVFはX-E2の0.5型から0.39型へデグレードしてしまい、且つアイポイントがX-E2の23mmから17.5mmと短くなってしまったため、ファインダーを覗いた時の大きさ指標となるファインダー倍率はX-E2と同じ0.62倍でも、メガネを掛けている身としてはX-E2の方が見易くX-E3は上下左右の隅が見づらい状態です。

    上の明るさのところでも書きましたが、EVF付きのミラーレスカメラにとってはEVFの見やすさは大きなメリットになるのでここは例え中級機以降の下位機種であっても妥協しない作りをして欲しい、X-E3のEVFを見ていてそんな気持ちになりました。

  • ローアングル/ハイアングル
    液晶がチルトしないので、当然ハイアングルもローアングルも撮りづらいというのが正直な感想です。
    液晶がチルトしないことは仕様で確認できるので買ってから文句を言うのはお門違いですが、後継機は液晶のチルト機能を差別化要素にせずチルト機能自体は搭載しつつその可動部分の相違等で差別化して欲しいところ。

短いですが、今回はこの辺で。
次回からは操作性のレビューになるのですが、操作自体は機能と関連する部分でもあるため機能性と絡めて操作性も記載していくか操作だけを切り出すか検討中です。

X-E3レビュー(その2)

先日中古で購入したX-E3。
休みの日に使いつつ各機能について良いと感じた点、悪いと感じた点を書いていきたいと思います。

前回のレビュー含め、ブログでは内容部分に常体(である調)を主に使ってきたのですが、このX-E3のレビューから敬体(ですます調)を主に使うように記載方法を変えます。

レビューやリプレイなどをメインにしているので敢えて常体にして堅い感じにしたものの、後から自分が読んでみて堅苦しいな~とずっと思っていました。で、もう面倒くさくなったので今のタイミングで書いていて疲れない敬体にしてしまおうと考えたワケです。

ブログとしてお見苦しいですが、気になる場合は大した内容を書いていないのでそのまま閉じて頂ければ幸いです。

今回は、ホールド感、携帯性、そしてバッテリーについて。

ホールド感

  • デフォルト状態
    フロントグリップの山は控えめでもラバーが貼られ、更にリア側のグリップにもラバーが貼られているため引っ掛かりがよく、軽いレンズを装着した程度なら持ちやすいと思います。

    デフォルト状態 前面
    デフォルト状態 前面

    デフォルト状態 背面
    デフォルト状態 背面

    実はX-E2ではリア側のグリップ部分がプラスチックになっているのですが、X-E3でラバーが貼られ地味にホールド性の向上を果たしています。

    しかしこのグリップは指で支える形状になっているため、重いレンズをつけると変な力が入ってしまいホールド性は下がります、また長い時間持ち続けると手が疲れてしまうのです。

    そこで、ハンドグリップの登場です。

  • グリップ追加
    前回紹介した純正ハンドグリップの廉価版MK-XE3Gを追加することでフロントのグリップ部に明確な山ができ、ホールド性は一気に向上。
    また、単にグリップが追加されるだけではなくベースとなる金具の部分がカメラに下駄を履かせた状態になるため、デフォルトの状態が指で掴むイメージに対し、ハンドグリップを追加すると手のひらも使って掴む・握るというイメージになります。

    ハンドグリップ装着
    ハンドグリップ装着

    このX-E3に重いレンズを装着するなら、純正か互換品かは一旦置いておいてハンドグリップの装着がオススメと言えます。

  • サムレスト追加
    重いレンズを使う場合でもハンドグリップがあればホールド性は十分。
    では何故サムレストをつけるのか?

    これは手の大きさやそれぞれの感じ方に依存するのですが、、、
    ハンドグリップのみで持っていると親指がリアグリップで人指し指がフロントグリップの一番上に置く感じになり小指が遊んだ状態になります。対して、サムレストを使うと親指がサムレストで人差し指がフロントダイヤルの脇、他の指は全てフロントグリップに引っ掛かる形で小指が遊ばないので私にとっては持ちやすいんですね。

    加えて、既にX-E2の時からハンドグリップとサムレストをつけた状態で使っていたので無いと落ち着かないのです(笑)

    それからX-E3にはホットシューカバーがアクセサリーとして用意されていません。用意されてないのはX-E3だけでなくX-E2も同様に用意されていませんでした(これを書いている時点では、ホットシューカバーが用意されてるのは、X-H1とX-T2のみ)

    サムレストなし、ホットシューカバーなし
    サムレストなし、ホットシューカバーなし

    デザインを考えるとこのホットシューカバーが無いのはどうにもカッコ悪いので、持ちやすくなり且つスタイリッシュにするならこのサムレストが一番しっくり来るんですよね。ただ、ボタン配置の関係から純正のアクセサリーとして用意されなくなってしまったので、後継機にはサムレストの利用も考慮したボタン配置を検討して欲しいところです。

    サムレスト装着
    サムレスト装着

携帯性

  • 携帯しやすい
    私の場合は、撮影するところまで行ったらレンズを装着して撮るというスタイルなので、カメラとレンズ1~2本をクッションボックスに収納し小さめのメッセンジャーバッグに入れて持ち運ぶことがほとんどです。このX-E3のサイズ感だからこそそれが実現できています。

    クッションボックスはこんな感じのを使用。

    www.hakubaphoto.jp

    あと、ハンドグリップとサムレストで突起部が増えてしまいますが、マイクロファイバーのハンドタオル(一辺が30cm程度、100円ショップ等で売ってます)に包んでしまえばあちこち引っかかることもありません。

    撮影の後でもレンズをつけたままクッションボックスに突っ込んでしまうこともできるので、自分の運用の仕方では携帯性がよいと言えます。

  • ミニマリズムの影響
    ミニマリズムの影響で内蔵フラッシュが廃止され添付の外付けフラッシュとなったため、お手軽撮影で添付のフラッシュを使う人にはそれらを一緒に携帯する必要が出てきてしまいます。
    嵩張らないもののどこかで無くしたり忘れたりして紛失する危険性を考えると、ちょっと違った意味で携帯性が良いとは言えないのかもしれません。

バッテリー

  • 持ち
    純正バッテリーの他、自己責任で互換バッテリーを使用していますが、感覚的にX-E2より持たない印象があります。

    実績値としては、散歩の際にRAW+JPEGの撮影12枚、途中からフィルムシミュレーションブラケットを掛けて、撮影しないときはこまめに電源オフにする形で744枚程撮影。フラッシュは未使用。これはRAWとJPEGを別々にカウントした場合で、RAW+JPEGを1カウントとした場合は378枚、CIPA基準で考えれば御の字なのかもしれません。

  • 互換性
    富士フイルムのカメラで共通利用できるのでX-E2のバッテリがそのまま利用でき経済的に助かります。この点は他メーカーも見習って欲しいところですね。

今回はこの辺で。

X-E3レビュー(その1)

X-E2のレビューが済んでいないにもかかわらず、X-E3のレビューを始めます。ご覧になる方はいい加減な性格の私がすることなのだと思って適当に見て頂ければ幸いです。

また、このレビューから書き方を常体から敬体に変更します。
変更の理由はレビューのその2を参照。

購入動機

X-E2は定期的に使用していて、散歩カメラとして機能的には十分でした。
にもかかわらず何故X-E3を買ったのか?

X-E3が発売されてから基本的な情報は富士フイルムのサイトで確認していたものの、正直あまり魅力を感じない(汗)

強いて挙げるとすれば、撮像素子が新しくなり1600万画素から2400万画素に画素数がアップしたことでトリミング耐性がアップしたこと、動きもののAF性能が向上したこと、後はフォーカスレバーぐらい・・・値段の割にX-E2から買い替えるには決定力が足りません。

発売当初でボディが10万以上、私としては7万円以下じゃないと買いたいと思っていなかったので価格が落ち着くまでしばらく価格の情報はチェックしてませんでした。

しかし、先日お酒を飲んで帰った時に酔い覚ましにネットでたまたまカメラ関係を見ていたところ、中古のX-E3が7万円を切る値段で売っていたのを見てしまいました。(後で確認するとGW中に価格.comで7万2千円まで値下がりしたことがあったんですね・・・チェックしてなかった、失敗っ!)

中古でも添付品は全て揃っており、昨年11月に購入したばかりでまだ半年以上のメーカー保証期間が残っていました。
他の中古と似たような値段にもかかわらずその内容は全然上なので、今買わずしていつ買うのか! とエイヤッでポチってしまいました・・・(その後酔いが覚めてから反省しきり)

つまり衝動的。
購入動機もへったくれもありません、単に酒に酔って勢いで買っちゃった!というやつです。
(E-P5やレンズの時は、目的をもって検討してから買うべきとしていたの・・・説得力ゼロだな)

教訓、お酒を飲んだときにマップカメラやキタムラの中古、価格.comは見ないこと!

ということで、例によって価格.comのレビュー項目+αでレビューを書きたいと思います。

デザイン

  • 全体
    フジの場合、レンジファインダーライクなカメラとしてはX-E系とX-Pro系で、大きさの面でX-E系が好みです。
    (このデザインだからこそ購入したと言えるほど購入動機の割合が大きい)

    ただ、個人的にはもう少し角ばったデザインの方が好みなので後継機はより角ばってくれることを期待したいです。

    X-E2と比較するとわずかに小さくなったものの、デザイン的に大きな相違を感じません。

  • 天面
    X-E2にあったFUJINONの意匠が無くなった分、空間ができてしまい微妙な感じがします。 これも後継機には復活して欲しい。

  • フロント
    X-Pro系の様にOVFは無いためフロントにファインダー窓に蓋をしたような意匠をつけるともっとよくなったりしないだろうか?なんて感じるのですがどうでしょうかね。今のX-E3のロゴがあるだけのフロントは少々カッコ悪いと思うし、意匠が無いにしてもX-E3のロゴはもっと小さくてよいんじゃないだろうか・・。

  • グリップとサムレストの追加
    ホールド感のところでも書く予定ですが、ハンドグリップMHG-XE3の互換品と言えるMK-XE3Gを装着しています。
    そしてサムレストとしてオリエンタルホビーが輸入販売しているLensmateのサムレストをホットシューにつけ、機能性も兼ねたドレスアップをしています。

    MK-XE3Gはyoutubeでも海外の人が製品の紹介をしているので、動画で見たい人はyoutubeで確認してみることをオススメします。

    • ハンドグリップ(MK-XE3G)
      (気になる方は「MK-XE3G」で検索)

      ハンドグリップは、純正同様に装着したままで電池交換可能で、三脚穴はレンズの中心位置に用意されているので、三脚使用時の使い勝手がよくなっています。まぁこの辺はX-E2のハンドグリップと同じですね。

      ただ、グリップ部はラバーではなくプラスチックとなっているので、滑りにくさという点では純正に劣るかもしれません。 (個人的にはここがプラスチックのおかげで逆に持ちやすいと感じていて、加えて値段が純正の半額程度なのでこの程度の差異なら目を瞑ることができます)

      底の部分はアルミになっていて三脚雲台のアルカスイス互換。

      f:id:SilverHyper:20180623213719j:plain

      f:id:SilverHyper:20180623213810j:plain

      f:id:SilverHyper:20180623213845j:plain

      f:id:SilverHyper:20180623213913j:plain

      f:id:SilverHyper:20180623213938j:plain

    • サムレスト(LM-XE3)

      oriental-hobbies.com

      サムレストは、ホットシューにしっかりとはまり緩さはありません。これは裏にラバーが貼られていてホットシューを傷つけないように配慮されているのと同時にフィット感の調整も担っているようです。

      f:id:SilverHyper:20180623215904j:plain

      f:id:SilverHyper:20180623215934j:plain

      f:id:SilverHyper:20180623220010j:plain

      f:id:SilverHyper:20180623220044j:plain

      ただ、実際の装着感の写真を見て頂くとわかるようにViewModeや削除ボタン等は少し押しにくくなってしまいます。デザインを取るか操作性を取るか悩ましいところですが、個人的にはデザイン優先で装着しています。(いい値段なので、購入にはチトためらいました・・)

    • 実際の装着感

      前面
      前面

      背面
      背面

      底面
      底面

      35mmF1.4装着
      35mmF1.4装着

今回はこの辺で。

SONY NW-ZX300 レビュー(その4)

ZX300+各種ヘッドホン/イヤホンでの試聴感想 (ZX300というより、完全にヘッドホン/イヤホンのレビューとも言える内容ですが、そこからZX300の傾向が見えてくるのではないかと思っています)

試聴感想1

DSD(11.2MHz BD格納ファイル)

  • Dvorak Symphony No9, Vienna Philharmonic Orchestra, Istvan Kertesz, 1961 DECCA / Stereo Sound
全般

前のレビューにも書いたが、DSDの再生で曲間に小さなプチノイズが入る。
PCMの再生ではそういったことは無かった。

エージング

おそよ50時間

アンバランス

(1) SRH-940 / SHURE

主なスペック

ボリューム

  • ハイゲイン:ON
  • ボリューム:110

全体感想

  • じっくりと聴くにはこれぐらいのボリューム設定になった
  • それぞれの音の定位は分かるが音が集約された感じ(定位の幅というか範囲が狭まったような印象)になり、盛り上がる場面では音の缶詰になってしまう。
  • クリアではあるものの、まだベールをかぶっているような印象も受ける(それでも全体のバランスはよい)
  • 録音の古さもあるが、生々しさは感じない。

高音

  • 変に刺さることが無くといって篭もるわけでもない、きらびやかとまでは行かないものの、聴いていて違和感無く気持ちよく伸びる印象。

中音

  • ヴァイオリンの中音から高音にかけての響きは尖っておらず丸さがある。ただ、高音や低音から比べると少しだけ奥に引っ込んだ印象を受ける。

低音

  • 重さが適度で且つタイトで引き締まった低音になる。特に第一楽章のティンパニの強打がブーミーにならずキリッとしている点は好印象。

全体

  • どこかが突出しているわけではないため、バランスよく聴ける。高音が刺さらない点や低音がボワつかない点でさすがモニター型ヘッドホンと言える。

(2) Fidelio M1MKII / PHILIPS

主なスペック

ボリューム

  • ハイゲイン:ON
  • ボリューム:110

全体感想

  • じっくりと聴くにはこれぐらいのボリューム設定になった
  • 音圧というか、音の力強さがあり第一楽章冒頭のティンパニの強打がより強く感じる。
  • SRH-940同様に定位の幅が中央に狭まったような印象で、やはり盛り上がる場面では音の塊になってしまう。
  • SRH-940同様にクリアではあるものの、これもまたベールをかぶっているような印象を受ける(やや低音寄りのバランス)
  • 録音の古さもあるが、このヘッドホンも生々しさは感じない。

高音

  • 刺さることが無い分きらびやかさは無い。SRH-940同様に聴いていて違和感は感じない。

中音

  • SRH-940と違い引っ込むことも無くしっかりと鳴っている。

低音

  • ヘッドホンが少し低音寄りの出方をするためティンパニ以外にもチェロやコントラバスなどの低弦がしっかりと響いてくれる。(若干ボワ付く感もある)

全体

  • 低音がよく出てくれるためこの曲であれば、気持ち良く聴くことができる。モニター型というよりはリスニング型のヘッドホン。

(3) DH307-A1Bk / SATOLEX

主なスペック

ボリューム

  • ハイゲイン:ON
  • ボリューム:110

全体感想

  • じっくりと聴くにはこれぐらいのボリューム設定になった。
  • 音圧は先の2機種より弱い印象があるが、その分第一楽章冒頭のティンパニはタイトに鳴る。
  • 先の2機種と異なり定位の幅が広がったような印象で、やはり盛り上がる場面でも音の分離がいい。
  • 先の2機種より僅かにクリアではあるものの、それでもベールをかぶっているような印象がある(もちろん全体のバランスはよい)
  • 録音の古さもあるが、このヘッドホンでも生々しさは感じない。

高音

  • 僅かに刺さるが高音もそこそこ伸びる。ただ線が細い印象を受ける。そして、音源によってはシャリ付くかもしれない。

中音

  • 先の2機種の中では一番引っ込んだ印象を受ける。 試聴曲とは関係ないが女性ボーカルの曲を聴くなら、音量を上げるかハイゲインを設定した方がいいと思える。

低音

  • 先の2機種の中では低音が控えめなものの、その分タイトでベールを被っていたりボワついたりといったことが無い。

全体

  • 低音が少ないためこの曲であればソースダイレクトで聴かずイコライザーで少し持ち上げて聴いたほうがいい。 また、分離感がよいのでボリュームを上げても音がダマにならず綺麗になってくれる。
    こちらもモニター型というよりはリスニング型のヘッドホンだが、そつなくこなすタイプではなく再生する曲を選ぶヘッドホンと思える。
バランス

(1) XBA-A2 / SONY

主なスペック

ボリューム

  • ハイゲイン:OFF
  • ボリューム:110

全体感想

  • 先の3機種と比較しハイゲイン設定すると大きく鳴りすぎるため、ハイゲインオフでボリューム設定のみ合わせた。これでも少し大きいかも知れない。
  • それぞれの音の定位は分かるがこのイヤホンも音が集約された感じ(定位の幅というか範囲が狭まったような印象)になる、盛り上がる場面では音がダマになる場合もあるがなんとか聴けるレベル。
  • 先の3機種と比べるとベールを1枚剥がしたようなクリアさを感じる。ただ、全体バランスはやや低音寄りと言え且つ悪い意味ではないドンシャリ傾向がある。
  • 録音の古さもあるが、生々しさは感じない。

高音

  • 高音は僅かに刺さることもあるが気持ちよく伸びる。

中音

  • 中音から高音まで音が綺麗に響き、音も尖っている訳でもなく丸まっている訳でもない。 また、低音から中音までの押し出し感が強くティンパニや低弦から中高音のヴァイオリンまでが綺麗に繋がってくれる。 ドンシャリ傾向があるものの中音がショボいのではなく、高音低音に合うように作られている印象がある。

低音

  • 中音のところにも書いたが低音の押し出し感が強い、といってもほとんどの部分で篭ったりするわけでもなく力強くタイトに響く。 ただし「ほとんどの部分で」と書いたのは、盛り上がるような場面(高音、中音、低音が一気に鳴るクライマックスなど)で少しボワ付く箇所が あったからだ。

全体

  • クセのあるイヤホンで長時間聴くと聴き疲れするため、モニター型はもちろんのことリスニング型とも言えない。 ただ、この曲には合うというか好きな鳴り方をしてくれる。
総括

こうやってアンバランスとバランスでDSD音源を聴いた感想としては、バランスはアンバランスに比べクリアになることを実感したが、 音の分離はヘッドホン/イヤホン側の性能に依存するように感じた。

また、ここが重要になるが、DSD11.2MHzだからと言って感動するような音質に変貌する訳ではなく、元の録音がステレオ初期のものでしかないのだから、DSDであってもそれ相応の音となる。
過度な期待はしない方がよい。

バッテリ補足

先日フル充電からの再生時間について未計測としていたため、実測値を記載してみたいと思う。なお、いたわり充電なので90%が満充電となることを前提として想定値と実測値をあげてみたい。(以下の終了時とは警告音が鳴って電源が落ちる状態を指す)

  • 開始時:91.51h
  • 終了時:108.39h

聴いた曲のおおよその内訳は以下の通り(すべてソースダイレクト設定)

  • FLAC 96/24・・・約9h(バランス4.5h、アンバランス4.5h)
  • FLAC 192/24・・・約4h(バランス2h、アンバランス2h)
  • DSD 11.2MHz・・・約4h(バランス2h、アンバランス2h)

再生時間を合計すると16.88h(約17h)

再生でメインで使う形式がFLAC 96/24だとした場合、バランス/アンバランスを半々で聴くとおおよそ24.5h(いたわり充電無し)となるが、DSDの再生をすると連続再生時間は大きく下がってしまう。(FLAC 96/24の再生時間の約半分ぐらいになる)そのため、FLAC 96/24を基準に考えた場合DSD11.2MHzの再生時間は約半分になるため、上記では2倍にして再生時間の計算をすると、9h+4h+(4h×2)=21hとなる。いたわり充電の状態のため、24.5hから10%減した場合は、22.05hで約22hとなりどうやらSONYの再生時間指標と比べて大きな相違は無いと思える。

なお、SONYの指標は以下のQAに記載がある。

電池持続時間について | 使いかた | NW-ZX300 | 製品別サポート | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN ウォークマン | サポート・お問い合わせ | ソニー