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SONY NW-ZX300 レビュー(その1)

(レビューだの感想だのをあれこれ投稿している割にどれも完結しておらず中途半端な私ですが、SONY NW-ZX300を購入したので簡単なレビューを書いてみたいと思います)

NW-ZX300とは

NW-ZX300とは何か?というと、SONYが2017年10月に発売した新しいウォークマンだ。(製品の細かい説明はサイトのリンクを貼っておく)

www.sony.jp

通勤や通学、ちょっと外出する時にも音楽を聴きながらという人が多いと思う。
電車ではスマホiPodウォークマン等のDAP(デジタルオーディオプレイヤー)で音楽を聴いている人をよく見かけるが、今回レビューするウォークマンはよく見かけるウォークマンとは違う。

昨今のDAP事情

よく見かけるウォークマンとの違いの前に、昨今のDAPについて簡単に触れてみたいと思う。

14~5年前、MPEG音声圧縮技術を使ったMP3による圧縮音源をメモリカードに入れて手軽に音楽を聴ける機器が増えたことで、それまでの携帯型のCDプレイヤーや携帯型のMDプレイヤーなどのディスク型プレイヤーから一気にメモリ型プレイヤーに市場が広がった。更にiPodウォークマンが出て手軽にリッピングやネットから購入することができるようになって今日に至っている。

携帯プレイヤーで聴くことから当時は質よりも量のメリット(MP3圧縮で大量の音楽を持ち歩ける)を謳う製品が多かったが、近年では量より質(高音質)を謳う製品が多く投入されている。

この高音質こそが、昨今のDAP市場のトレンドとなっていて今回のZX-300とiPodやよく見かけるウォークマン(ここではSシリーズ)との違いとなる。

よく見かけるウォークマンとの違い

高音質対応の観点で違いを挙げてみると・・・

  • ハイレゾ対応(CDスペック44.1KHz/16bit or DATスペック48KHz/16bit より高解像の音源が再生できる)
  • バランス接続対応(左右の音を完全分離、従来の左右共通のGNDから左右別々に正相と逆相を持たせることで音の再現性を向上)
  • DSDネイティブ再生対応(音声フォーマットとしてPCM形式とは異なる、DSD形式に対応しPCM形式に変換することなく再生できる)

手軽なSシリーズでは上記のスペックは満たしておらず、またAシリーズではハイレゾ対応しているもののバランス接続やDSDネイティブ再生には対応していない(DSDリニアPCMへの変換再生になる)

この高音質対応の中でもバランス接続に対応したことが大きなポイントで、アンバランス接続より音がクリアに聞こえる。

バランス接続に対応していないDAPでバランス接続で聴きたい場合は、DAPのデジタル出力からバランス接続対応のヘッドホンアンプを介して聴くことになるが、NW-ZX300ではヘッドホンアンプを介することなく本体のみで聴くことができる。

バランス接続に関して説明している記事があったのでリンクを貼っておく。

www.phileweb.com

DAP単体でのバランス接続、これが大きい。

ヘッドホンアンプをDAPにつなげるとなるとケーブルがかさばるし大きく重くなってしまうが、それらを1つにまとめたと考えると携帯性、可搬性が向上したことは言うまでもない。

その分値段が違う

高音質化の対応をした分、金額面で大きな差が出てくる。

この記事を書いている時点では、SONYストアでSシリーズが12,000円弱、Aシリーズが22,000円弱なのに対し、ZX300は65,000円弱とかなり高額。

しかしAシリーズにヘッドホンアンプを追加購入してもスペック的にNW-ZX300同等になるかというとなかなか難しい、高音質で音楽を聴きたいと考えている人にはNW-ZX300はちょうどいい価格帯の製品とも言える。

さて、前置きが長くなったので、本題に入ろうと思う。

購入動機

そもそも既にハイレゾ対応のDAP(NW-A17)を持っているのに何故NW-ZX300を買ったのか?

それは私の好きなクラシックの曲がDSDで販売されることになったのがキッカケだ。

store.stereosound.co.jp

DSD 11.2MHzで録音時のテープから可能な限りダイレクトな音をデータ化したこの音源。
このオケこの指揮者で演奏したこの曲が好きな私としては、どうしても聴いてみたかったのだ。

少々興奮していたのかもしれないが、深く考えもせずに商品をカートに入れて購入した。
(この時、愚かにもSONY PHA-3を所有しているので、PCにファイルをコピーしてPHA-3経由で聴けると思っていた)

しか~し!現実はそんなに甘く単純ではなかった。
PHA-3が再生できるのはDSD5.6MHzまでで、DSD11.2MHzには対応していない。

後悔先に立たずである。

PHA-3はバランス接続可能なので、仕方なく11.2MHz対応のバランス接続可能なヘッドホンアンプを探すものの数が少ない上に高価。
11.2MHz対応はそこそこあってもバランス対応になってない。逆にバランス対応しているものはDSD5.6MHz止まりだったりする。
痛し痒しだ。

そんな時に目に飛び込んだのが、NW-ZX300だった。

ポイントは、以下の4点だ。

  • DSD11.2MHzまでネイティブ再生対応
  • USB-DAC機能搭載(当然11.2MHz再生可能)
  • バランス接続対応
  • 上記3点を満たしつつ、携帯性/可搬性が高い

またまた興奮気味に、買ってしまったのは言うまでもない。

ということで、前置きが長くなりすぎてレビューでもなんでもない記事になったが、レビューの続きはその2から書いていこうと思う。