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SONY NW-ZX300 レビュー(その2)

(さて、前回の個人的な思いはレビューでも何でも無いので、今回からちゃんとしたレビューにしたいと思います。評価項目は、価格.comのレビュー項目に則ってみたいと思います。)

リファレンス曲

ZX300だけではなくDAPやヘッドホン/イヤホンを検討する場合は、自分の中でリファレンスとする曲を設定して自分で好みと言えるかどうかを検討することがとても重要だと私は思っている。

他の人のレビューではなく、あくまで自分がどう感じるか?それが大事だ。

ブルース・リーじゃないけど、「Don't Think, Feel!」といったところだろうか(笑)

私のリファレンス曲は以下の通り。

  • DSD(11.2MHz BD格納ファイル)Dvorak Symphony No9, Vienna Philharmonic Orchestra, Istvan Kertesz, 1961 DECCA / Stereo Sound 前回書いたもの

  • FLAC(24bit/96KHz Download) Dvorak Symphony No9, Berliner Philharmonker, Herbert von Karajan, 1977 EMI

  • FLAC(24bit/96KHz アップコンバート) Dvorak Symphony No9, Vienna Philharmonic Orchestra, Istvan Kertesz, 1961 DECCA / EsotericSACD CD層

  • FLAC(16bit/44.1KHz CDリッピングBrahms Symphony No1, WDR Sinfonieorchester Koln, Karl Bohm, 1976 Weitblick

使用イヤホン、ヘッドホン

アンバランス

  • SRH-940 / SHURE
  • Fidelio M1MKII / Philips
  • DH307-A1Bk / SATOLEX

バランス

  • XBA-A2 + MUC-M12NB1 / SONY
エージング状態

このレビューを書いている段階で、バランス/アンバランス共におおよそ30時間程度。

エージングについては正直なところプラシーボ効果的な印象を持っているが、本体の高音質ガイドに記載があるためそれによる変化があると思われる。

では、ここからが本来のレビュー。

デザイン
  • これまでNW-A17を使っていたが、NW-ZX300もスタイリッシュで好感が持てる。質感はNW-ZX300が好みだが、ボディ前面はNW-A17のスピン仕上げの方が好みだったりする。

  • 慣れの問題だろうけど、これまで使っていたNW-A17はイヤホン/ホッドホン端子が下にあり、通勤等で右手で左胸ポケットから取り出した後に操作しやすかったが、NW-ZX300は上にあるため一度持ち替えて操作するのが少し面倒に感じている。

携帯性
  • パッと見るとDAPというよりヘッドホンアンプの様な大きさと厚みだが、昨今の高性能DAPは皆大きめなのでまだコンパクトにまとまっている感がある。

  • 以前NW-A17+PHA-3でカバンに入れて持ち歩いたことがあるが、かさばってしまい(後、PHA-3の発熱もあって)次第にPHA-3つきで持ち歩かなくなった。このサイズ感で先に書いたバランス接続の高音質再生ができるDAPと考えると、個人的には持ち歩きたくなるサイズの許容範囲だと思っている。ただ、重さがそれなりにあるためシャツの胸ポケットだとちょっともっさりして型も崩れてしまうため、どう持ち歩くかは頭を悩ませるかもしれない。(Bluetoothとリモコンの運用ならカバンに入れたままでいいが、それだとNW-ZX300にする意味があまり無くNW-A45やNW-A35でも十分だと思う)

  • 純正ケースをつけるとゴツくなると言うかかさばるのでもっとスタイリッシュに持ち歩く場合は、サードパーティ製のケースを検討した方がよいかもしれない。

バッテリ
  • 開梱時点である程度充電されており、バランス/アンバランス再生でバッテリ目盛りが最後の1個になったあたりで充電をしたが、その状態までで約12時間ほど再生できた。

  • フル充電(いたわり設定あり)でどの程度聴けるのかはちゃんとした計測をしていないため、計測後に改めて記載する予定だ。

音質

【アンバランス】

  • NW-A17を所有しているためNW-A17アンバランスとの比較だと、正直なところ差を感じない。アンバランスで音質向上を目指すなら、本体よりイヤホン/ヘッドホンやヘッドホンアンプへ投資した方が効果が見込めると思う。

  • 本機のバランスとの比較では、再生する音楽とイヤホン/ヘッドホンによるが音全体がまとまっていて分離感が低く感じる。エージングにより向上はあるが劇的な変化があるとは思えない。

  • アンバランスなら、イコライザまたはトーンコントロールによる音作りをして気軽に音楽を楽しむような聴き方が向いているのではないかと感じている。

【バランス】

  • NW-A17ではPHA-3を接続しバランスで聴いていたが、本機は比較しても遜色ない音と感じている。6万前後のDAPだけでこれだけの音質であれば十分なパフォーマンスではないかと思っている。

  • アンバランスと違い音の分離がよいので、音源が定位をしっかりと記録できていればクリアで解像感のある繊細な音を再現することができる。もちろん、使用するイヤホン/ヘッドホンに依存するため、それなりの投資をすることでそれらを余すこと無く再現できるのではないかと思う。

  • 本機のメリットとなるDSDのネイティブ再生。PCMは音量に問題ないがDSDでは音量が取れなかった(私自身のリファレンス曲では)のでハイゲイン出力を設定して聴いている。

  • こちらもエージングにより変化するそうだが、やはり劇的な変化をするとは思っていない。(良い方向でこの感じ方を裏切ってくれると嬉しいのだけど・・・)

さて、その2はここまでにして、次回からは操作性について記載したいと思う。