SilverHyper’s blog

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X-E3レビュー(その4)

さて、間に別の話題「ZX-300」と「MQAーCD」の話が入りましたが、X-E3のレビューを続けていきたいと思います。
(検索結果に表示されないことがあったんで、もしかしてSONYの仕業か?なんて書いていたのですが、先ほど検索したらまた表示されていた・・自分の早とちりを恥じながらそれらの文言は削除しました)

今回は操作性について書いていこうと思います。

前回、機能にも関連するため機能性と絡めて書くか操作だけを切り出すか検討中としていましたが・・検討した結果、まず全般部分の操作について書いていき、機能に関わる部分は機能と操作を合わせて書いていこうと思います。

今回も写真は無いので、先日撮影した写真から二枚ほど。
どちらも花菖蒲です。

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X-E3、XF55-200mm、絞り優先、F4.4 - 1/2000秒 - 128mm、-0.3EV、ISO400、カスタムホワイトバランス(近くにあった白壁)、彩度 -1、ハイライトT -2、シャドーT -2、Provia、DR AUTO

まず一枚目の写真、カメラの設定をDR AUTO、ISO AUTOにしたためISO400がなっているのですが、ISO400の割に背景の緑がノイズで結構ざらついた感じになっています。
ノイズリダクションを-2設定していることもあり、ノイズ感が出やすくなるもののちょっと目立つかな。

次の写真。

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X-E3、XF55-200mm、絞り優先、F4.7 - 1/1100秒 - 172.4mm、0.0EV、ISO200、カスタムホワイトバランス(近くにあった白壁)、彩度 -1、ハイライトT -2、シャドーT -2、Provia、DR AUTO

設定は特に変えてなく、日向で明るいせいかノイズ感もなく良好です。
ただ、こうやってみるとシャープネスを0設定にしているのにカリカリしていてちょっとした違和感を感じます。

おそらく普通に写真を撮る人から見て、上手下手は別にして色合いとして十分綺麗だと思います。

それでは、レビューの開始。

フォーカスレバー

X-E3では操作に関して大きく2つ変わっています。

その1つは、十字ボタンを廃止しフォーカスレバーが装備されたこと。

それまでフォーカスポイントの移動は十字ボタンでおこなっていましたが、それから比べれば格段にやりやすくなっています。
ただ、このフォーカスレバーはススーッとなめらかに動くわけではなく上下左右に倒す際にクリック感があるためカクカクと動くんですよね。

メニュー表示させて設定項目を選択する場合はクリック感のある方がやりやすいものの、フォーカスポイントを素早く動かしたい時にこのカクカク感があると慣れるまではストレスになります。

微妙なんですね。
反応が悪いという程ではないものの、モッサリしている。
僅かに引っかかるような感触。

また、仮にクリック感なく滑らかに動くように修正されると今度はメニュー表示の際に動きすぎて設定したい項目に定まらないなんてことにもなりかねないので、後継機はその辺のベストバランスを詰めてからリリースして欲しいところです。

それからフォーカスレバーは、押し込むことでボタンとしての役割も持っています。
フォーカスポイントが端にある時に押し込むことで素早く真ん中に移動させたり、押し込むことでメニューの設定項目を選択することができ便利です。

ただ、レバーを押し込むといった機械的な仕組みに対し部品の耐久性が低くて故障したりしないだろうか?
こんな不安がつきまとうのも事実。

特に富士フイルム初期不良が多いことをネットの情報で目にするため、品質に不安を覚えます。ということで、個人的にはフォーカスレバーの押し込みは極力使わず(使うのはフォーカスポイントの中央戻しぐらい)項目選択にはOKボタンを使うようにしています。

タッチ操作

もう1つの大きな変更は、液晶画面でタッチ操作が実装されたことです。

実装されたタッチ操作は以下の通り。

  • フリック操作
    Fnカスタマイズの1つとして、画面のフリック操作で機能の呼び出しができるようになっていますが、反応が悪く思ったように機能呼び出しができないのと、意図せずフリック操作として認識されてしまうことがあるため正直使い勝手がよいとは言えません。

  • フォーカスポイントの移動
    EVFで確認しつつフォーカスポイントの移動がタッチ操作で出来ますが少しもっさりしています。フォーカスポイントが91点でもっさりしてるので、325点ならもう少しなめらかに動くかと思いきやもっともっさり!速く指を動かすとフォーカスポイントが飛び飛びで移動する状態だったためこちらも実運用に耐えられるレベルではなく、素直にフォーカスレバーを使ったほうが良いと思います。

  • タッチシャッター
    名前のごとくタッチでシャッターを切ることができる機能なんですが、設定によってはつかえなくなるのでそこの注意を。 操作ボタン設定でFnカスタマイズとしてAFロック等にAF-ON設定をし、半押しAFをオフに設定しているとタッチでシャッターは切れますがAFが効きません。タッチでAFしてシャッターを切るには半押しAFをオンにする必要があります。(次回書きますが、親指AFを使うから半押しAFをオフにするとあれ?タッチシャッターが効かない、なんてことになるので要注意です)

    素早く動く被写体は難しいですが、ゆっくり動く被写体程度なら撮影できるかと思います。(当然ですが、被写体をLCD表示させた場合にのみ、タッチシャッター等のタッチパネルモードを設定することができるようになります)

    ただ、せっかくのタッチシャッターでも前回のレビューで記載しましたが液晶がチルトしないのであまり役に立たないんですよね。富士フイルムは、タッチシャッターを切るケースはどういった場面が多いのかを考えてこの機能を搭載したのか甚だ疑問です。

  • スワイプ/ピンチイン/ピンチアウト/ダブルタップ/ドラッグ
    撮影した画像を再生する際にもタッチ操作で再生画像を操作することができます。この辺はスマホに慣れている人であれば特に問題はないと思います。特にもっさり感もありません。

ということで、タッチパネルに関してはまだまだブラッシュアップする必要があるように思えます。更に今後はタッチ操作でステータス画面の各項目を操作できるようになると便利!というか他社は既にできるようになっているのだから、後継機では導入して然るべきかと思います。(もちろん、Qメニューがあるから要らないという人もいるでしょうが、液晶にステータス画面を表示させている人の場合はQボタン以外にもタッチ操作で変更がしっくりくると思うんですよね)

コマンドダイヤル

X-E2がコマンドダイヤル1つだったのに対し、X-E3ではコマンドダイヤルが2つになりました。他社のカメラと同様にフロントとリアの2つ。且つ富士フイルムのコマンドダイヤルはジョグダイヤルのように回転と押下が行えるようになっているので、回転操作以外に押下による処理ができるようになっています。

  • フロントダイヤル
    フロントダイヤルはオーソドックスに絞り値の変更に使用することができます(これでレンズ側の絞りリングを使わずとも右手で絞りの操作が可能に・・)、更にフロントダイヤル押下で変更する設定値を絞り→露出補正→ISO感度と切り替えることもできます。

    まぁ便利と言えば便利なんですが、富士フイルムの場合独立した露出補正ダイヤル、レンズの絞りリングが用意されているのと、私の場合ほぼAモードで撮影していることからフロントダイヤルを使うことは殆どありません。(MモードならISO感度調整に使えそうだけど)

    他のカメラの操作になれているから富士フイルムのカメラでもその体系を崩したくないといった人にはありがたいかもしれません。

  • リアダイヤル
    リアダイヤルは、フロントダイヤルとは対称にシャッタースピードの変更に使用することができる他、Qメニューの値変更に使用します。そして押下処理は、ピントの拡大表示に使うことができます。

    このピントの拡大というのが曲者で、AF+MF設定時に押下拡大するともう1度押下するまで拡大されたまま!
    これではMFで折角合わせても戻すために押下した際にピントがずれてしまう可能性があるので、これは押下で戻すか一定時間経過してから戻るような設定があって欲しいところです。

露出補正ダイヤル

露出補正ダイヤルも少し変更がありました。
X-E2よりわずかに軽くなったため調整がやりやすくなりました。

そして、パラメータにC(カスタム)という表示が用意されています。露出補正ダイヤルをCに設定することで、フロントコマンドダイヤルで露出補正ができるようになります。

このCですが、個人的には他のカメラでの露出補正はリアダイヤルを使用しているので、フロントダイヤルで変更するというのがちょっとやりにくく、私は使用していません。

といったところで、操作性に関しては今回を前半として、次の後半でも操作性について書きたいと思います。