SilverHyper’s blog

下らないブログ

X-E3レビュー(その5)

今回は前回の操作性の続きになります。

前回はダイヤル関連の操作に関してでしたが、今回はボタン類とソフトウェア的な操作・・つまりメニューからの 設定について。

とその前に、前回同様今回も撮影した画像に関するレビューではないので賑やかしに写真を。 動物園で撮影した動物達。

一枚目の写真。

ウロウロしている虎。 f:id:SilverHyper:20180812083117j:plain

EXIF情報は後日記載)

次の写真。 ウロウロしているシロクマ。 f:id:SilverHyper:20180812083151j:plain

EXIF情報は後日記載)

Fnボタンカスタマイズ

どのカメラでもおおよそ用意されているボタンのカスタマイズ機能。
X-E3ももちろん用意されています。

ファンクション登録を明示的に表示しているボタンはシャッターボタンの脇にあるFnボタンだけで、後は既存機能が 割り当てられているボタンに対して機能の入れ替えができるようになっています。

あと前回書いたのですが、ボタンではなくタッチパネルでFn登録をすることができます。
上下左右にフリックする操作に対して機能の割当ができるんですが、前回書いたようにフリックの反応がイマイチ悪く 使い勝手が悪いので私はフリックFnに対し未設定(なし)にしています。

  • Fnボタン→被写界深度確認
    私の場合、Fnボタンには被写界深度確認を設定しています。
    以前デジタル一眼レフを使っていた頃、ファインダーには絞り開放でレンズを通した像が表示されるので絞り込んだ際の見え方を確認するのに必ず設定していたことからミラーレス一眼でもその名残で設定しています。
    ただ、ミラーレス一眼になるとシャッターボタン半押しでそれらの効果もEVFに反映されるようになるので使用頻度は下がりました。

    ただ、ミラーレス一眼の場合撮像素子の保護のためなのかどうか明確な理由はわかりませんが、レンズによっては 通常の表示がかなり絞り込まれて表示される(以前E-P5でも記事にしたことがあります)ので、明るいレンズを使う場合背景のボケ具合を確認するのに使うこともあります。(まぁこれもシャッターボタン半押しで確認できるから構わないんですけどね)

  • AE-L→そのまま
    AEロック用のボタンです。X-E2ではリア側のグリップに配置されてましたが、X-E3ではリアコマンドダイヤルの脇に配置が変わりました。
    私の場合、時々AE-Lを使うこともあるのでそのままにしています。

    時々しか使わないということもあってか、特段操作しづらいといったこともありません。 難があるとすれば、ホールド性のところで書いたようにサムレストをつけると押しづらいといったところです。(サムレストは押しづらくても自己責任で使ってます)

  • AF-L→AF-On
    リア側のグリップ部分に配置されているAF-Lボタン。
    こちらはX-E2と配置は変わらずですが、私の場合AF-Onの機能を割り当てています。いわゆる親指AFと呼ばれるものでシャッターとAFを分離することができるようになります。

    この親指AF、X-E2には無かった機能ですがようやく搭載。
    一般的にはAF-Cと連写機能を使って動く被写体を撮る際に有効で、AF-ONボタン押しっぱなしでシャッター押下後もフォーカスが継続して動いてくれるので便利だったりします。

    ただ、AF-Lボタンの位置がイマイチで、キヤノンデジタル一眼レフの様にAF-ONボタンが親指のかかるところのすぐ近くに 配置されていればより撮影に集中できるのですが、X-E3ではちょうどいい位置にボタンが無い。

    仕方なくAF-Lボタンに割り当てているものの、理想を言えばリアコマンドダイヤルの少し下ぐらいにボタンがあればベストといったところです。
    後継機はこのAF-ONを利用する人を考慮したボタン配置にしてもらえるとありがたいですね。

  • リアコマンドダイヤル→そのまま(拡大表示)
    ちなみに、リアコマンドダイヤル押下もFnカスタマイズの1つとして機能設定することができるんですが、前回書いた通りで機械的な部分に不安の残る箇所、且つ誤ってダイヤルを回してしまう誤操作の可能性も考えると頻繁に利用する機能(例えばAF-ONとか)を割り当てて誤操作でストレス溜めたり、負荷をかけて故障する可能性があることから、私はデフォルトの拡大表示のままにしています。

    と・・・これを書いていて思いついたんですが、Fnボタンとリアコマンドダイヤル押下の機能を入れ替えて、Fnボタンで拡大表示にすれば使いやすいかも。私の場合、被写界深度確認の使用回数は減少傾向だし、入れ替えたほうが便利かも。

Qボタン

オリンパスであれば、OKボタン押下後のスーパーコンパネのように、富士フイルムではQボタン(クイックメニューボタン)押下で主要な設定を変更できる画面が用意されています。
16種類の機能を割り当てられていて、自由に変更することが可能。

あっ、変な仕様(?)について1つ書いておきたいと思います。

先日AE-Lを押下して露出をロックした後に何かの設定を変更しようとしてQボタンを押下したもののQメニューが表示されませんでした。
壊れたかな?と思って色々操作していると、どうやらこれAEロックが設定されている最中はQボタンが効かないみたいです。

今の所仕様なのかバグなのかちょっとわからない状態。

さてカスタマイズについてですが、初期状態で以下の機能が設定されてます。

  1. カスタム選択
  2. 感度
  3. ダイナミックレンジ
  4. ホワイトバランス
  5. ノイズリダクション
  6. 画面サイズ
  7. 画質モード
  8. フィルムシミュレーション
  9. ハイライトトーン
  10. シャドートーン
  11. カラー
  12. シャープネス
  13. セルフタイマー
  14. AFモード
  15. フラッシュ機能設定
  16. EVF/LCD明るさ

よく変更しそうな機能が揃っていて、ほとんどカスタマイズすることなく利用することができますが私の場合、

カスタム選択→タッチパネルモード
セルフタイマー→AF-Cカスタム設定
フラッシュ機能設定→測光

の3箇所だけ変更してそれ以外はデフォルトのまま使用しています。

これで主要な機能はQメニューから選択できるのですが、ちょっと残念なところも・・・。

例えば、Qメニューからホワイトバランスの変更はできるんですが、そのホワイトバランスで色温度を設定した場合にその色温度を変更することがQメニューからできない。
(おまけに色温度表示の場合、大きくKとだけ表示されて色温度もわからない)

何故できないかというと、このQメニューはリアコマンドダイヤルで設定値をダイレクトに変更する仕組みを取っていて、OKボタン押下で設定を確定したり別ウィンドウを表示したりしないため1つの機能で設定値に対して更に値を設定するような階層的な機能設定に対しては対応ができないんですね。

まぁそれならホワイトバランスで色温度が設定された時のみ設定変更できる要素をQメニューに登録できる機能として用意するとか、リアコマンドダイヤル押下でその機能の設定メニューを開くとかの対応ができるとか、やりようはあると思うんですけどね・・やってない。

リアコマンドダイヤルでダイレクトに値を変更できるのは、設定をすばやく変更できて便利なんですけど階層的な設定の場合、使い勝手が悪くなってしまう。この辺はQメニューの操作性の課題かな。

じゃあこのホワイトバランスを色温度にした場合、いちいちメニューで変更してるのか?というと、メニューで変更してるんですが、それは次に書くマイメニューにホワイトバランスのショートカットを登録することで対応してます。

マイメニュー設定

マイメニュー設定は、通常のメニュー画面から選択可能な撮影機能をマイメニューにショートカット登録して表示することができるもので、よく使う機能で且つQメニューやFnボタンに割り当てることができないものはマイメニュー登録することでメニューからいちいち探すことなく目的の機能をすばやく設定することができます。

上に書いたホワイトバランスの色温度設定、これはマイメニューにホワイトバランス設定のショートカットを登録することで対応しています。

ただ、最近は色温度やプリセットホワイトバランスやオートホワイトバランスの使用頻度は低くなり、グレーカードを使ってホワイトバランスを取るようにしてるので、そのグレーカードでカスタムホワイトバランス設定する時やホワイトバランスシフトの設定の時にマイメニューから呼び出すことが多くなりました。

あと、マイメニュー設定の問題ではないですが、気に入らないのは消費電力設定にあるパフォーマンス設定のショートカットが登録できないこと。

これをハイパフォーマンスに切り替えると消費電力が大きくなりバッテリの持ちが悪くなるものの、AFの高速化やEVFの表示を高速精細化できるんですが、状況に応じて切り替えたいと思ってもメニューから階層を掘って設定しなければならない。

バッテリの持ちを考えて普段はスタンダード設定にしておいて、必要なときだけハイパフォーマンスに切り替えたいんだけど、その切替のためにメニューを掘って設定しなければならないというのは、面倒くさいんですよ。

ダメでしょ、これは。
やるならすべてのショートカットを登録できるようにしておかないと。

ちなみに、マイメニューを登録するとメニューにマイメニュータブが表示されるようになり、メニューボタン押下後は必ずマイメニュータブを初期表示するようになります。(これはある意味便利)

カスタム設定

もう1つ、便利だけど注意が必要な機能について。
カスタム設定というのは、主要な機能の設定値の一式をカスタム設定として最大7つまで登録でき、必要な時に登録したカスタム設定を選択することでその設定を呼び出すことができるというもの。

しかし、この機能。
富士フイルムのカメラを使った方なら色々いじっていた時に1度はやらかしたことがあるんじゃないかと思うんですが、このカスタム選択をすると、変更するか否かの確認も無しにいきなり変わってしまうので、何かの操作ミスで設定が変わっちゃうなんてことがあるんですよ。

せめて「変更しますか?」ぐらいの確認は入れて欲しいところ。

なので、X-E3だけではなく富士フイルム機全般で、買って設定が一通り終わった(自分が普段よく使う設定が決まった)後に、カスタム設定として登録しておくことをオススメします。

メニューでカスタム選択表示の際にキャンセルするつもりで左に戻ったら変更されてしまった場合、よく使う自分のデフォルトを登録しておけば登録内容に戻すことができます。

特にこのカスタム設定はわかりにくいんですよね。メニューからのカスタム設定選択はBASEとなる設定を選択する機能で、Qメニューでは登録されたカスタム設定を選択することは可能ですが、BASEとするカスタム設定を選択することはできません。

Qメニュー上では、カスタム登録されたものにはC1~C7で表示され、メニューから選択した現在のカスタム設定はBASE C1~BASE C7表示されます。(選択してないときはBASEとだけ表示される)

わかりにくいよ!

私の場合、普段ファインダー撮影がメインなので液晶画面はINFO画面を表示してるんですが、このINFO画面の情報に現在のBASE設定を表記して欲しいんですよね。QメニューのデフォルトならQボタン押下でBASE設定が何かわかるんですが、カスタマイズするとわかりにくくなってしまうんで・・・。

それとQメニューのカスタム選択に相当する機能って、メニューには無いんですよね。(BASEのカスタム選択はできる)
これもメニューに作って欲しいところです。

さて、操作性に関しては一旦区切って、次回からは機能性について書いていきたいと思います。
今回はこのへんで。